知多半島失語症サロン6月活動報告
日時:2024年6月16日(日)13:00~16:00
場所:半田市中央公民館2階学習室(雁宿ホール隣)
参加者:12名[会員5名・家族4名・ST1名・CPA2名]
活動内容:
①近況報告
②体験報告発表の練習
③ロボケアセンター理学療法士さんのお話と装着型サイボーグ器具(HAL)の装着による利用体験
装着型サイボーグ「HALFIT」とは:身体機能を改善・補助・拡張・再生する事ができる装着型サイボーグ。人が体を動かそうとすると、その運動意思に従って脳から神経を通じて筋肉に信号が伝わり、その際、微弱な「生体電位信号」が体表に漏れ出してきます。HALは装着者の「生体電位信号」を皮膚に張ったセンサーで検出し、意思に従った動作を実現します。
身体を動かそうとする動作意思を反映した信号が脳から筋肉へ伝達され、その信号を読み取る、HALFITという「装着型サイボーグHAL」を使用して、麻痺側の上肢の曲げ伸ばしを4人の会員さんが体験いたしました。チャレンジされた4人の中で病歴の一番長い会員さんは、装着前から諦めておられましたが、実際に行ってみると一番反応が良く、上肢を「上げ下げ」したり「曲げたり伸ばしたり」いう動作が意思どうりに動くことを体験されました。誰でも「装着すれば直ぐにそれが出来る」ということではないとの事ですが、麻痺側の手が意思によって動いてくれることを体験されているご様子に、見学していた他の会員さんやご家族の方もびっくりしておられました。自分の意志で動かす事ができることを実際に見る機会となり、新たな希望がそれぞれの中で抱ける良い機会となったようです。
◎8月 開催日時:8月25日(日)13:30~15:30 場所:半田市中央公民館2階学習室
〔名鉄河和線 知多半田駅(金山駅から約30分)下車 徒歩3分 雁宿ホール隣です。〕